本当の敵は、諦めだ。

タングスの雑記です。

今週のお題「好きな街」――北海道、小樽市

 ある時期、一年に一度、一年の疲れを癒すかの如く、小樽に一人旅をするのが習慣になっていた時期があった。

 小樽市は北海道の西部、後志支庁管内に位置し、東隣に札幌市がある。今でこそ人口は札幌などに抜かれてしまったが、開拓からの歴史をたどると、小樽市は札幌が人口道内一位になる以前に人口一位であった町であり、早くから発展した街並みはいまだに浪漫がある歴史ある建造物のあるものである。

 小樽市出身者からは「小樽に行って何を見るんですか?」などと聞かれることもあるのだが、この街並みを見るだけでも一見の価値がある。

 私にとって、小樽は、漫画『最終兵器彼女』の聖地でもある。漫画に登場した「地獄坂」は実在し、上った先には現実には道立小樽商業高校と、国立小樽商科大学がそびえる。私はこの小樽商科大学まで歩いて行って、振り返った時の街と海の風景がたまらなく好きである。

 なお、この地獄坂、10%以上の傾斜があるので、歩くのは辛そうという方は、小樽駅からバスに乗られるとよい。実際に、小樽商科大学の学生さんもこのバスを多く利用されているとのことである。

 そして、小樽は食べるものも色々あるのである。有名どころでは寿司なのだが、当時学生の私は主にラーメンや海鮮丼などを頂いた。なお、他にも焼肉、ザンギ、あんかけ焼きそばなども有名である。是非試して頂きたい。

 小樽築港の駅で降り、商店施設を見たうえで、メルヘン交差点に向かい、メルヘン交差点から運河へ至る間に腹ごしらえをしたのちに、運河を見物し、小樽駅へ向かい、小樽駅から先の地獄坂を上り、小樽商科大学前からの景色を堪能する。

 時間がある時にしか許されない、時間の贅沢である。

 

 今はその時間が少なくなってしまい、こういった”贅沢”は出来なくなってしまった。しかし、時折小樽という街に、想いを馳せるのである。