最大の敵は、諦めだ。

タングスの雑記です。ブログ名は2011年のJRAのJCのCMから拝借しました。

勉強に於ける「ゴール」の設定

 ふとyoutubeを見ていると、「おすすめの勉強法」に関する話題がいくつかオススメに上がっていたので見てみた。すると、共通項として「過去問に早めに手を付け、その試験に於いてどの程度の問題が問われるのかを知ってから勉強するほうが効率が良い」という点が見出された。

 これは確かに一理ある。試験に合格する、試験でよい点数を取るというものを勉強のゴールとして設定するのであれば、この方法は非常にスマートである。問われる分野を中心に、問われる深度に合わせて勉強していく。実際のところ、人生は有限であるから、現代に於いてですら膨大な量の人類の叡智をすべて理解し、応用することなど出来ようもないのであるから、これが現実的な解決法なのだろう。

 

 ちなみに私は教科書や書籍、論文等々を参照する、「調べ学習中心型」なのだが、確かに試験の点数を費用対効果的に考えるのであれば、このやり方は先のやり方に劣る。但し、この学習法は理解度を深めやすいメリットもある。現在何が分かっていて、何が分かっていないのか、それを解決する方法を模索しながら日々を送る事も可能だ。

 

 がっちりと理解し研究や応用したいものなのか、そうでないのかで確かに自分も多少の勉強スタイルの違いはあるのだが、「過去問から」というのはこれまでに試したことのない方法だった。

 

 これから勉強することのゴールをどこに持ってくるのか。実はこれが最も肝要であろうと思う。