最大の敵は、諦めだ。

タングスの雑記です。ブログ名は2011年のJRAのJCのCMから拝借しました。

島田事件で冤罪を受けた赤堀さんが亡くなった報を受けて

 我が国には現在までに、一度死刑が確定したものの、後の再審で無罪(つまり冤罪だったこと)が認められたケースが4件ある。

・「免田事件」

・「財田川事件」

・「松山事件」

・「島田事件」

の四つである。

 今回冤罪をかけられた赤堀さんが亡くなった島田事件では、捜査機関による拷問があり、無理な自白をしてしまい、一度刑が確定してしまったそうだ。

 一時はいつ「(無実にもかかわらず)執行されてしまうのか」という恐怖と戦われていたのだろうと考えると、その恐ろしさは筆舌に尽くしがたい。

 

 しかし、現在は一般人を第一審にて裁判員として参加させる裁判員制度が行われている。彼のような拷問を取り調べで受けてしまっていては、一般の我々は正当な判断が困難になってしまうであろう。

 これは早急に、警察の取り調べ、検察官取り調べ、全てが録画された、オープンな状態でなければならないという何らかの規則を作るべきではなかろうか?

 我々一般の人々にとって、我々の知り得ない所で拷問のような処遇があったなら、我々一般の人々は見抜くことが極めて困難である。

 録音だけでなく、録画も含めて、警察・法務省ともに早期の実施に向けて取り組んでもらいたい。

 

 二度と冤罪被害者を出さないためにも、これらは必要な処置である。