最大の敵は、諦めだ。

タングスの雑記です。ブログ名は2011年のJRAのJCのCMから拝借しました。

【将棋】小山アマプロ編入試験合格の報

 将棋をアマチュアながらやっていた僕のような人間からすると、将棋のアマチュアとプロの壁は非常に高い。稀に瀬川晶司さん(現六段)や、今泉健司(現五段)といった「特別なアマチュア」が数年に1回でてくるかどうか、という認識である。

 この度の将棋でのプロ編入試験の小山さんの合格は非常に喜ばしく、同時に驚きもあった。

 今回、プロの切符をつかんだのは、奨励会に所属したことのないマチュア小山怜央さんである。

 この「奨励会に所属したことのないアマチュアが、プロになった」というのは、実は戦前の故・花村元司九段(弟子に森下卓九段、深浦康市九段など)以来初めてである。

 

 強くなるには盤を向かい合う天才が二人いる(というようなこと)を漫画『ヒカルの碁』で本因坊が言っていたが、将棋の場合もこれは重要であろう。

 恐らく、プロとの練習対局などを数多く指されているはずで、それには並大抵でない苦労があった事だろう。アマチュアからプロが誕生する――これはとてもすごい事なのだ。

 

 小山さん、プロ編入、おめでとうございます。

 

 今後とも、頑張って下さい。

 

【ソース】

【ソース①】将棋界初 小山怜央アマ奨励会経験なしでプロに 東日本大震災で被災も勉強し続け「経験生きている」(スポニチ)

【ソース②】小山怜央アマが棋士編入試験合格!(日本将棋連盟) 

 

 それでは、また。